コミックバトン(05年現在)

●本棚に入っている漫画単行本の数

推定200冊くらい…? 


●今面白い漫画

「鋼の錬金術師」

佳境に入ってきました(11巻現在)。確か13巻くらいで終わる予定と、どこかで作者さんが言っていた気が…。ライトな作風・正義のヒーロー像が求められる少年漫画というジャンルで、主人公たち自らが過ちを犯した経験を背負い、罪の業と理不尽と戦いつつも、真理を追い求めていくという、重いストーリーを、架空のファンタジー世界の中に緻密に作りこむ構成力、サクサク読めて、適度に笑いもあるキャッチさとのバランスが絶妙だと思います。この人ならきっと、この難しいテーマを、あっと驚く予想を裏切る展開、それでいて期待は裏切らない結末で描き切ってくれるんじゃないかと期待大ですが、でもどうかな…キャラを突き放す非情さも持ち合わせた方だから…。そこが魅力でもあるんですけどね( ̄― ̄)。


●最後に買った漫画

ふくやまけいこさんの「ナノトリノ」3巻。これから読みます。


●よく読む、または特別な思い入れのある漫画5冊。

1.ふくやまけいこ「ゼリービーンズ」大都社・他

アメリアが素敵です。最終話でのドンデン返しが鮮やかで感動的。「東京物語」「ライム」「何がジョーンに起こったか」「福袋」「へのへの」…この辺も捨てがたいですが、キャラ・ストーリー的にこれが一番お気に入りです。

2.三条陸・稲田浩司「ドラゴンクエスト・ダイの大冒険」集英社

中学の時、ジャンプ本誌で最初に読んだ回が、丁度ポップが初めて勇気を振り絞って仲間を助けに向かう話でした。それがすごく印象的でコミックスも買ったら、原点の一つになりました。

3.萩岩睦美「銀曜日のおとぎばなし」集英社

スコットとポーの、お互いを、そしてみんなを思いやる優しさが、他に類を見ないほどで、作者さん自身の人徳が垣間見えるようです。こういうキャラ・話が描けるってすごい。二人の親との確執、和解の描写も細やかで卓越しています。「魔法の砂糖菓子」「パールガーデン」「小麦畑の三等星」も好きだなあ。

4.谷川史子「くじら日和」集英社

短編での心理描写の細やかさがこちらでも、よりじっくりと、遺憾なく発揮されています。短編も好きなの多いなあ。

5.夜麻みゆき「レヴァリアース」エニックス

半年ほど前、さかたゆうみちゃんから借りて読みました。特に3巻は随所に作者さんの閃きが感じられて、久々に一気読みするほど引き込まれました。シオン王子の心理描写には驚きでした。



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